2008年05月08日

遺伝子

私たち日本人は、大昔から毎日のように醤油や味噌、
豆腐などといった大豆を原料にした食品を口に
しておりますが、大豆製品の値上がりで台所を任されている主婦はぼやいています。


最近ではスーパーでも包装されているパッケージに、
原材料名で大豆(遺伝子組み替えでない)
というような表記をよく見かけます。

しかし今大変な品不足です。

先日、業界大手である日本食品加工は、
米国産の遺伝子組み替えトウモロコシを
原料とするコーンスターチの供給を国内飲料メーカーなどに始めました。
最近の穀物価格の上昇によるコストの上昇と、
非組換え品にこだわっていては必要な数量
を確保していくのが難しいと判断したためです。

遺伝子組み替えを原料とする食品は消費者に敬遠されるため、これまでに日本では食用
油などを除きほとんど製品化されていませんでしたが、これを受けて今後は遺伝子組み替
えを使った食品が、相次いで販売される可能性が出てきました。

1990 年代後半から、天候異変や病虫害の発生により収穫の減少とならないよう、除草剤
や乾燥気候に強い遺伝子組み替えの穀物が商業的に栽培されるようになり、従来の非組
換え品の栽培が年々減少してきました。

今年に関しても米国の農家は穀物相場の高騰により、
あえて手間のかかる非組換え品を栽培する必要性は低く、収量増や農薬の散布が
少ない遺伝子組み替え品に力を入れ、非組換え品の作付け割合が大豆で全体の7%、
トウモロコシで全体の20%になると予想されております。

安全性をより重視する日本の消費者は非遺伝子組み替え品に対する嗜好が強く、
日本の商社は割増金を米国の農家に支払ってまで、
非遺伝子組み替えの穀物を生産する契約を結ぼうとしております。
前述したように、米国の農家にとっては生産の必要性が薄れている為に、
非遺伝子組み替えに対するプレミアムは年々増加して、
大豆・トウモロコシともに前年比では22%も上昇してきております。

我々が毎日食している醤油や味噌・豆腐の表示ラベルから、大豆(遺伝子組み替えでな
い)の表示がなくなる日もそこまで来ているのかもしれません。
posted by あちゃこ at 12:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 遺伝子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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